会社概要

会社名 ランタロウ合同会社
所在地 〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町11−2 川崎フロンティアビル 4階
代表者名 代表社員 佐藤航
事業内容 学校陸上競技部への支援事業
実業団陸上競技部及び選手への支援事業
陸上競技の普及及びアントラージュの育成に関する事業
資本金 300万円
ウェブサイト https://www.runtaro.com

代表挨拶

陸上競技というスポーツは、これまで大変多くのボランティアや企業の協賛・寄付などによって存続してきました。私達のような昭和・平成世代の元競技者は、このような方々への感謝の心を忘れず、自分を育ててくれた競技への恩返しとして、今後も陸上競技のアントラージュとして努めを果たすべきだと考えています。

しかしながら、対価を得ることを考えずに競技者育成や大会運営などに尽力することや、利益を得ることを考えずにスポーツにお金を出すという姿勢は、私達の次の世代へ見せるべき姿として、今一度考えなおす必要があります。

これからは、選手が競技を通じて学び、身につけたものを活かして地域社会や企業に貢献し、生活の糧となる対価を得られるようにすること、また、企業にとってスポーツにお金を出すことが経営判断として合理的に成り立つようにすることが必要です。

子どもたちにとって、将来の選択肢に「陸上選手」というものがより現実的に思えるように、どの地域でも陸上競技が持続可能なスポーツとなるように、私達は民間企業が果たせる役割を考え続けます。

ランタロウ合同会社 代表社員 佐藤航

事業の紹介

持続可能な陸上競技の学校部活動へ向けた支援を行います
教師が土日に部活動・クラブ活動に関わる時間は、10年前に比べて約2倍に増加したと報告されています※1。また、競技経験のない教師が指導せざるを得ないことが大きな課題である※2とも言われ、このような背景から、スポーツ庁は「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(令和4年12月)」を策定し、部活動改革の取組を進めています。
一方、引退後に一般企業において就業していたり、専業主婦(主夫)として家事や子育てに従事したりしている元実業団陸上選手にとって、休日に自身の経験を活かして地域で部活動の支援などを行うことは、新たな生きがいや収入の確保につながり、生活の質を高める機会になると私たちは考えています。
しかし、多くの優秀なアスリートも引退後はそれぞれの社会生活を送っており、地域で指導者として活動できる時間は限られます。また、休日の練習を地域の指導者に任せた場合の情報共有などの連携も課題です。当社は、学校と地域の指導者との間の情報共有やスケジュール調整、報酬の支払い、会費の集金、保険への加入手続き等の事務を一括して担うことで、持続可能な学校部活動を支えます
※1:文部科学省「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について(令和2年9月)」
※2:スポーツ庁「運動部活動の地域移行に関する検討会議提言(令和4年6月)」
サービスの概要
平日と休日の連携イメージ
日本陸連「競技者育成指針」に沿った年齢や発育発達段階に合わせた指導
中学校期は発育発達の個人差が大きく、早期の専門化や高度化はオーバートレーニングや燃え尽き(バーンアウト)の危険を伴います。日本陸連競技連盟の「競技者育成指針」では、中学校期をステージ3として、次のようなステージモデルを提示しています。
"▪学校部活動や地域スポーツクラブでの活動を通して、身体リテラシーの育成に配慮し、陸上競技の複数種目や他のスポーツを楽しむことを継続する。
▪陸上競技に必要な技術や体力の発達を促すために、走跳投種目全般にわたるトレーニングを段階的に開始する。
▪陸上競技のルールやマナー、トレーニング方法や競技会への準備などの基礎を学び始める。
▪引き続き、発育発達の個人差は大きく、男女差も大きくなる時期であることから、それらが競技パフォーマンスに及ぼす影響を十分に理解し、バーンアウトやドロップアウトを起こさせないように注意する
▪オリンピック(シニア)種目にこだわらない種目(負荷)設定による競技会を開催する。
▪地元・地域(都道府県)レベル以下の競技会参加を中心とし、個人の発育発達に応じたトレーニングや適正な競技会の出場回数を検討しながら、オーバートレーニングや競技会過多にならないように留意する。"
当社では競技者育成指針の他、「中学校部活動における陸上競技指導の手引き」などのガイドラインを踏まえ、陸上競技の多様な体の動きを楽しみながら身に着けられるように指導を進めます。
また、コーチには日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格を段階的に取得することを推奨しています。
JAAF 競技者育成指針:日本陸上競技連盟公式サイト
適切な練習計画と評価(フィードバック)を行うためのシステムを提供します
練習日誌のイメージ
日本陸連の「中学校部活動における陸上競技指導の手引き」では、適切な練習計画と評価(フィードバック)を行うために、練習日誌をつけることが推奨されています。平日と休日の練習内容等を顧問の先生とコーチが共有し、効果的な支援を行うために、WEBシステムによる練習日誌や連絡帳などの機能を提供します。スマートフォンやパソコンのブラウザから利用できます。顧問の先生もコーチと同じ権限でシステムの機能を利用することができます。
練習日誌機能では、生徒が日々の練習内容を簡単に記録できます。コーチは日誌の内容を確認してアドバイスをしたり、個人の状態に合わせた練習メニューを記入したりできるほか、生徒とコーチの間での質疑応答なども可能です。
ダッシュボード機能では練習日誌に記録した練習の量や強度、バランス、コンディションの推移などをグラフで確認することができます。また、目標のレースや過去の記録なども一覧で表示できます。
連絡帳機能では生徒、顧問の先生、コーチがコメントを投稿したり、資料を掲載したりすることによってチームで情報を共有することができます。予定の共有や連絡事項の伝達に活用することができます。
(参考)日本陸上競技連盟『中学校部活動における陸上競技指導の手引き 4章 練習計画の立て方」
受益者負担による有料プランでは、無料プランと同様のサービスに加えて、休日練習会での出張指導や、オンラインミーティングの実施などのサービスを提供します。休日練習会は当社が責任主体として行いますので、顧問の先生の参加は不要です。
ご利用期間の単位は90日間となります。テスト期間や長期休暇、オフシーズンなどを考慮し、年度内の必要な期間を選んでご利用いただけます。休日練習会は最大で月2回です。
20名以上の場合はサービス利用料が2割引き、30名以上の場合は3割引きとなります。複数校が同一スケジュール、かつ同一の練習場所で休日練習会を行う場合には、合同でお申込みをいただくことによって割引を適用することができます。詳細な料金は、ご利用人数、利用期間、実地指導の単位などに応じて、お問い合わせ後にお見積りをいたします。
出張可能なエリア
休日練習会での出張指導が可能なエリアは神奈川県、東京都(島しょ部を除く)、千葉県の3都県です(2024年4月現在)。
出張可能エリア
ご利用開始までの流れ
①お問い合わせ
どんなことでも、まずはお気軽にお問い合わせください。学校関係者の方からでも、保護者の方からでも構いません。
②ヒアリング
「生徒が希望しているが陸上部を設置できない」、「競技経験がないため指導方法がわからない」、「休日の部活動を地域の人材に任せたい」などご要望をお伺いします。活動場所や人数、種目、活動頻度、希望する支援の内容や連携の手法などをヒアリングします。
③スケジュール・人員調整
ご希望の条件に合うコーチの人員やスケジュールを調整します。ご希望の条件ですぐにご案内ができない場合には、関係団体等と連携して人員やスケジュールを再調整します。
④プランのご案内と説明会の開催
ご案内が可能な場合、プランの提案と生徒・保護者の方へ向けたオンライン説明会を開催します。ご希望により、現地での説明会も可能です。
⑤保護者から個別に申込
最終的に、参加を希望する生徒ごとに、保護者の方から個別に参加の申込をいただき、利用料をお振込みいただきます。また、スポーツ安全保険への加入のお手続きを同時に行います。
⑥部活動支援の開始
具体的な休日練習会とオンラインミーティングの日程調整を行い、部活動支援を開始します。
ご利用開始までの流れ

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